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Greeting - KCC2016


ご挨拶

謹啓
2001年、北陸においての本格的なライブデモンストレーションコースとして、Kanazawa Coronary Conference(KCC)が誕生しました。
KCCは、金谷法忍先生の陣頭指揮のもと、山あり谷ありでしたが無事に乗り越え昨年までに15回の開催を行う事ができました。ここまで続けることができましたのも、金谷先生御尽力と関係各位のご協力を忘れてはならないと思っています。紙面をお借りして、御礼申し上げます。
今回のKCC2016からCourse Directorの任を金谷先生からバトンタッチを受けた北山でございます。
これまでは、事務局として縁の下でKCCの仕事をしておりましたが、今回から表舞台の中心であるCourse Directorを引き受けることになり、身の引き締まるおもいです。
PCIが行われるようになって40年余り経過しました。その間には、デバイスの進歩や変遷、格段の進歩した画像診断、手技の改良などにより、PCIは冠動脈疾患患者に対する治療手段の一つとして、飛躍的に進歩を遂げ安全で確実な治療法として市民権を得ました。その中で大きな要因としてDES(Drug Eluting Stent)の登場があります。DESが登場してから10年余りであり、次々に新しいDESや今後使用可能となるBRSが開発される様になってきましたが、安全性、長期予後、遅発性血栓症についてはまだまだ慎重に取り組む必要があると思います。加えて、DES時代の今日においても、DES留置を避ける方が良い病変があることも事実です。病変形態や病変部位に適応した、将来に繋がるPCIが望まれるところであります。
また、近年末梢血管に対するインターベンションも下肢動脈に使用できるStentや末梢血管用の新しい治療器具の登場により盛んに行われるようになってきました。
今回のKCCでは、PCI、EVTともに、症例のピットフォールとなる問題点などを議論しつつライブを進めたいと思っています。
今年は、真冬の開催となりましたが、金沢は、蟹や鰤をはじめとする食べ物の美味しい季節であります。
みなさまお誘いの上、多数のご参加をお待ちしております。
謹白

北陸PTCA教育ライブ研究会
代表世話人 北山 道彦
金沢医科大学病院 
心血管カテーテル治療科

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